令和2年度 第1回森林環境管理学リカレントプログラム運営委員会議事要録
1.日 時:令和2年6月26日(金) 17:00~19:00
2.場 所:Webexによる遠隔会議(愛媛大学農学部中会議室)
3.出席者:山田委員長、俊成委員、小川委員、菅委員、長谷川委員、矢野委員、森委員、寺下委員、都築委員
欠席者:向井委員
陪席者:河野様(愛媛県林業政策課)、竹内様(愛媛県農林水産研究所林業研究センター)
4.議 事
(1)令和2年度受講生の状況について(資料1)
山田委員長から、資料1に基づき現在の受講生数について報告があった。
(2)令和2年度講義日程の変更について(資料2~4)
山田委員長から、資料2(カリキュラム表)資料4(講義スケジュール)に基づき、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、開講を1ヶ月遅らせた旨報告があった。また、資料3に基づき、講義の受講者数状況について報告があった。
(3)新型コロナウイルス感染症予防対策について
山田委員長から資料5に基づき、受講生へ通知・実施している感染症予防策について報告があった。また、愛媛大学BCP警戒レベルについての説明を行い、愛媛大学の講義方針について報告を行った。また、今年度は「公開セミナー」は中止とし、関係者に限定して案内を送付、人数制限を設けての開催を検討している旨報の告があった。
委員から出された意見は以下のとおり。
・2週間の体温記録や行動記録についての要請はするのか(何かあった際、記録があると対策が取りやすいのでは)。
(対策)講義前の2週間の体温記録や行動記録の依頼を通知文に追記する。
(4)2年後のリカレントプログラムについて
令和4年3月末で担当教員の定年退職、大学院の森林環境管理学サブコースならびに農学部生物環境学科森林資源コースの森林環境管理学教育分野も廃止。リカレントプログラムの推進母体である受け皿がなくなることになり、それに先立って「リカレントプログラムの必要性と将来への可能性」について意見交換を行い、これからの検討事項とする。
委員から出された主な意見は以下のとおり。
・市町村が専門職員を置かない限りは市町村職員の森林林業教育のニーズは続いていく。
・魅力的な講義内容であると感じており、県市町村職員と同じような位置づけで、森林組合職員に対する教育に繋げたいと考えている。
・シーズンや時間(短期集中型)を考慮すれば受講生増加の可能性はあると思われる。
・社会人向けの教育と、県の森林管理を推進する人材育成は分けて考えるべき。
・いいプログラムなのでもったいないという感じがある。少しの人のためにするのではなく、もっと広くみんなに活用していただけたら非常にいいものになる。
・Web講義により愛媛県内外、市町村職員・一般と幅広く受講を促せる期待があるとともに、全国規模で行える可能性もゼロではない。
・森林に関するニーズは高まっており、ニーズに合うプログラムを作成、宣伝する必要もあるのではないか。
・愛媛県に林業大学校を設置する考えはないが、遠隔講義を利用し、他県の林業大学校との連携も考えていくべき。
・本プログラムを継続する可能性を考える上でも、全国規模での展開、林業大学校との連携を検討する事は意義のあることと考える。
・市町村の立場としては、森林環境譲与税を使って新たな委託あるいは寄付講座を作ることは可能だと感じる。
・多様なニーズがあり様々な人がカリキュラムの必要性を感じており、その多様性を考慮すると、第三者的立場である大学が世話役としては適任ではある。
以上