愛媛大学農学部
森林環境管理学リカレントプログラム [社会人教育]
Forest Environment Management Recurrent Course

愛媛大学

運営委員会議事録

令和元年度第2回リカレントプログラム運営委員会議事録

2021.02.17

令和元年度 第2回森林環境管理学リカレントプログラム運営委員会議事要録

1.日 時:令和元年12月6日(金) 18:00~19:30
2.場 所:農学部中会議室
3.出席者:山田委員長,薬師寺委員,小川委員,菅委員,長谷川委員,森委員,都築委員
  欠席者:向井委員,矢野委員,寺下委員
  陪席者:真木愛媛県林業政策課係長,渡部SL

4.議 事
(1)プログラムの進捗状況
 山田委員長から,資料1に基づき各プログラムの受講状況の説明を行い,その後,資料2に基づき,各プログラムの受講生アンケートの集計結果の報告があった。

(2)カリキュラムと非常勤講師の見直し

(3)講義日程の見直し
 山田委員長から,資料3に基づき令和元年度のプログラムの実施日について説明があり,その後「プログラムのターゲット」及び「受講生の少ない科目の再編」「新たに追加する科目」について,机上配付資料に基づき令和2年度のカリキュラム案について説明があり,その後意見交換を行った。
 委員から出た意見は以下の通り。
・技術系の科目はあまり受講生が集まらない現状なので,マネジメント科目に絞ることも一つの策ではないか。北海道の林業大学では講師の教育が問題になっているらしいので,講師養成のためのコースもありではないか。
・「森林マネジメント」「ToDo」「アカデミック」と3つの異なる要素があると思うが,林業に参入する人が受けるとなると「マネジメント」は講義のレベルが高い。「森林産業育成論」は,「森林施業プランナー論」と相あまって勉強になった。
・県からは基本的には新たな森林管理システムに関する費用のみの受託となっている。新たな森林管理システムの受講がいつまで続くかは不明だが,この制度は始まったばかりで未だ受講生のいない市町もあるので,5年くらいのスパンになるのではないかと思っている。
・民間企業の新入社員にGISは教えられるが,最新の機械の動かし方や危険については学ばせたいと思っている。
・路網設計論は42時間と長時間になっているが,講義12時間,実習30時間と分けていいのではないか。また,「林業工学」に関する科目はまとめてもいいのではないか。機械の操作は良くてもメンテナンスは外注しているところがほとんどなので,必要性がないのでは。
・民間サイドから言えば,経営林の登記・相続でお金がかかるので,所有して儲けようとする人も出てくるのではないかと思う。
・1つの市町で森林管理ができないところは近隣でまとまって団体を構成する動きもある。
・市町に聞いたところ,スケジュール上6,9,12月は議会もありプログラムへの参加が厳しい。スケジュール構築の参考にしてもらいたい。
・土日の開催はどうか。役場によって超勤扱いにするのか振替扱いにするのか状況は異なるかとは思うが。
・ツリークライミングなどを取り入れられないか。一般の方も参加できるようにして,講習代で講師費用を賄えるかもしれない。
・基礎的な科目は早めにしておいた方が受講生も基礎知識を身に付けた状態でプログラムを受講できる。森林関係行政論は7~8月にしてもらいたい。

(4)修了要件の見直し
 山田委員長から,現在の履修証明プログラム修了要件120時間を60時間に減らしてはどうかとの提案があり,意見交換を行ったが,基礎系列だけで72時間分あることもあり,令和2年度は現状維持のまま120時間を修了要件とすることとした。

(5)令和2年度第1次募集の実施
 山田委員長から,資料4に基づき令和2年度1次募集要項の説明があり,1次募集は一般社会人をターゲットに募集することとし,市町村職員には周知を目的とする。第2次募集は4月に市町村職員をターゲットに行うとの報告があった。

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